ホンダ「グレイス」画像ギャラリー ─ 実質フィットを超えた燃費性能

am_gr1412038H1

グレード構成は、ハイブリッドDX、ハイブリッドLX、ハイブリッドEXの3つ。それぞれFFと4WDが設定されています。

気になる燃費性能は、FFが34.4km/L、4WDが29.4km/L(いずれもJC08モード)。4WDは市販のハイブリッド車としてトップ。FFについてもフィットの標準的なグレードを上回る燃費性能としています。

その理由のひとつは空力性能にあります。フィットに対してボディ全長が伸びたことで空力的に有利になっているのはもちろん、床下をしっかりとカバーするなどエアロダイナミクスの追求は、このクラスの市販車としてはかなり力が入っているといえそうです。実際、FF車の下回りを後ろから覗けば、まるでディフューザーのようなアンダーカバーがついていることが確認できます。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる