しかも、ロングホイールベースにより安定感のあるフォルムは、アコードハイブリッド並みという後席フットスペースを生み出すなど、「5ナンバーセダン=狭い」というネガを吹き飛ばしています。身長171cmの私が運転姿勢を決めた後ろの後席には、膝から前席背もたれまでの間に約30cm、頭上に10cm近いヘッドクリアランスが残されています。
また、FF仕様なら430Lのトランク容量は9インチゴルフバッグが3セット入る(形状による)など、日常使いから数泊の旅行までまかなえる広さを確保。
パワートレーンは、ガソリン車は用意せず、1.5L+1モーターのハイブリッド「i-DCD」のみ。また、5ナンバーハイブリッドセダンでは初の4WDも設定しています。
なお、このパワートレーンは、フィットやヴェゼルで再三リコールを出しましたが、今回のグレイスでは、新体制で見直すことで「完成している」と自信を見せています。
ホンダ・グレイスの価格帯はFFの「HYBRID DX」がボトムで、195万円〜で、最上級グレードの「HYBRID EX」のFFが221万円、4WDが240万9800円です。
■ホンダの新型ハイブリッドセダン「GRACE(グレイス)」のティーザーサイトがオープン!
https://clicccar.com/2014/11/02/276183/
(塚田勝弘)