メルセデス・ベンツがプラグインハイブリッドを「S550」に追加、価格は1590万円

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普通充電(200V)に対応、約4時間で満充電できるというリチウムイオン電池を搭載。欧州モードでは33kmものEV走行が可能で、燃費性能は13.4km/L(JC08モード)としています。

さらに、メルセデス・ベンツの安全技術「インテリジェントドライブ」のセンサーなどを利用して、EV走行距離を伸ばすためのインフォメーションや、無駄な燃料消費につながる不要な加速をドライバーにつたえる機能も備えているということです。

エンジンは3.0リッターV6ガソリン直噴ツインターボとなり、駆動モーターと合わせたシステム出力は325kW(442PS)と発表されています。これは4.6リッターV8ツインターボを搭載するS550の335kW(455PS)に匹敵するものです。

●ハイブリッドパワートレインスペック
エンジン形式:V型6気筒ツインターボ
 総排気量:2996cc
 最高出力:245kW(333PS)/5250-6000rpm
 最大トルク:480Nm(48.9kg-m)/1600-4000rpm

モーター形式:交流同期電動機
 最高出力:85kW (115PS)
 最大トルク:350Nm(35.7kg-m)

メーカー希望小売価格は、消費税込1590万円。前述したV8ツインターボのS550ロングと同価格に設定されていますが、プラグインハイブリッド車はクリーンエネルギー自動車導入補助金を最大85万円ほど設定されている点も注目です。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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