GR86xはトミ・マキネンレーシングで製作した「ワンオフ」のマシン。
86ベースのターボエンジン搭載の4駆マシンです。元々WRX等のラリーカー製作を行っているだけに、スバル系マシンは得意です。ボンネット(=エンジンと駆動系)の低さから有り得ない角度でフロントのドライブシャフトが取り付けられているとの噂のGR86xですが、今回は残念ながらその部分は確認できませんでした。
一方、ニュルブルクリンク24時間レースにも出場し、LF-AでSP-8クラス優勝(総合13位)を果たしました。
TGRFではオープニングの86でのデモランに始まり、ラリーパークでの86とGR86xでのデモラン、サーキットタクシーではLF-Aで一般のお客さんの同乗走行を行い、行く先々でプロドライバー顔負けの多くのサインにもこたえ、多くの笑顔を作りました。
人気の点も含め、確実にドライバーとしてのスキルアップを果たしている豊田社長、いやモリゾウ選手。その過程で運転がウマくなることを自ら実践してみせて、クルマの楽しさを世に伝えようとしているのでしょう。経営者としての手腕はもちろんですが、引き続きドライバーとしての活躍にも期待しましょう!
(川崎BASE)