北京生まれのアジア向けSUVクーペをメルセデス・ベンツが発表【動画】

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SUC(スポーツ・ユーティリティ・クーペ) として2+2のパッケージとされた「ヴィジョン Gコード」は、デザインスタディらしく観音開きのドアとなっています。全長は4.1mとコンパクトですが、全幅は1.9mとワイドで非常にマッシブな印象を与えるものとなっています。なお、全高は約1.5m、SUCというコンセプトらしい低めの車高となっています。

カーボンをあしらったホイールは21インチで、パワートレインはハイブリッドをベースとした全輪駆動となっています。

その駆動系では、『デジタル・プロペラシャフト』というキーデバイスのネーミングが示すように、リヤタイヤは電動のみ。フロントタイヤはエンジンで駆動するパラレルハイブリッドを基本とした全輪駆動が想定されている模様。

トレンドとなっている、コンパクトでスタイリッシュなSUVに、新たなモデルの登場を予感させるコンセプトカーといえそうです。

 

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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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