北米ではレガシィ・セダン(B4)の倍もアウトバックが売れている

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2014年11月3日に発表されたばかりの、2014年10月におけるスバル車のアメリカにおける販売台数は次の通り。

フォレスター:12,971台(+3.10%)
アウトバック:12,624台(+55.43%)
レガシィ:6,362台(+105.89%)
XVクロストレック:5,372台(+9.95%)
インプレッサ:3,154台(-11.58%)
WRX/STI:2,085台(+53.76%)
BRZ:435台(-44.23%)
※()内は前年同月比

全体として前年同月比で24.73%プラスとなる43,012台をセールスした10月のスバルですが、とくにSUVが人気。中でもモデルチェンジしたアウトバックの伸びが目立ちます。さらに、前年同月比でいうと、もっとも伸びているのはセダンのレガシィ(日本名:レガシィB4)で、この台数はレガシィセダンとしては過去最高の単月販売台数になるということです。

このようにスバルのラインナップの中では高額といえるモデルが好調なことも、富士重工業の利益を支えているといえそうです。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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