日産がEV「リーフ」活用による電力ピーク抑制効果を検証

日産が先頃、同社のEV「リーフ」と電力供給システム「LEAF to Home」を活用したエネルギーマネジメントの実証実験を今年10月からスタートさせたと発表しました。

EVバッテリーの有効性検証を目的に神奈川県の同社販売店舗で来年1月までの間、実証実検を継続中。

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「LEAF to Home」は、リーフから家庭に電気を送ることを可能にするシステムで、リーフと専用のEVパワーステーションとの組合せによりEVを「蓄電池」として利用。

安価な夜間電力でリーフに充電した電気を日中に家庭で利用することで電気料金の節約になるというもの。

今回のエネルギーマネジメント実証実験は日産がエナリス社のインセンティブ(報酬)型「ディマンドリスポンス」に参加する形で実施されています。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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