5.0リッターエンジンの477馬力という最高出力を受け止めるべく、シャシーはトータルにレベルアップしています。
まず、ボディ補強ではフロアアンダーブレース、リヤパーテーションブレースといった追加パーツが目立ちます。また、19インチホイールの隙間からは、前6ポット・後4ポットのモノブロック・ブレーキキャリパー(ブレンボ製)が確認できるのも心強いところ。もちろん、サスペンションも引き締められています。
さらに、オプションとしてFR駆動としては世界初となるトルク・ベクタリング・ディファレンシャル(TVD)を設定しています。これは、左右駆動力を状況に応じて電子制御するもので、スタンダード/スラローム/サーキットの3モードを選べるようになっているのが特徴です。
そのほか、スポーツモード付きVDIMにエキスパートモードを新設定。ドライバーのコントロールする領域を拡大した、まさにドライビングカーを目指したということです。