マツダ・デミオは手で作られた!! 魂動デザインにも不可欠なクレイモデルとは?

現在ミッドタウン(東京・六本木)で開催されている、Tokyo Midtown DESIGN TOUCH(2014/10/17-11/3)というデザインイベント内で、”This is Mazda Design”と題して、マツダの展示も行なわれています。デザイン
といいつつも難しいことなく、これが結構面白いイベントになっていました。

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ミッドタウンの真ん中に、工房が登場。
ここでは先日日本カーオブザイヤーを受賞したばかりの、デミオの展示とともにデザインプロセスの、それもクレイモデルの作り方が紹介されているのです。

クレイモデルとはクルマを開発するときに、2次元のデザインスケッチをしたあとに、立体として検討するためのモデルです。それをどんなふうに作っているのかを紹介しています。ただマツダがちょっと違うのが、開発するクルマごとにモデラーがオブジェを作っている点です。今回紹介しているのは、そのオブジェ。それも、実際にクレイモデラーが来場して、クレイモデルを実際に作ってくれています。

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デザインなんて、コンピューターでできちゃんじゃないの、と思っている人も多いはず。じつは結構アナログな面もあるのです。見ているのと本当に職人技。

クレイモデルは、クレイ(粘度)を盛って、それを削ることで作られるもの。ちいさいけど非常に伸びやかなデザインのデミオですが、こんなところから始まったのか、とびっくり。また、クレイモデルってどうやって作っているのか、もまったく見られるチャンスはないので、非常に勉強になります。

なによりもこれだけ技術が高まっている時代になのに、この職人技がなければいいデザインはできないのだとうことがよーくわかります。

デザインの内側も紹介。どうやってあのカッコいいクルマができたのか。そのあたりがしっかりわかります。

クルマのデザインはデザイナーありきでできるわけですが、しかし実際に立体とするためにはモデラーがいないと絶対無理。けっこうアナログな仕事なのですが、それでも誤差は0.5mというかr、かなり驚きです! その職人技にふれてみてはどうでしょうか? 展示は10月26日(1100-19:00)まで。クレイモデルを削れる造形体験会も実施される。日程は10月25日(土)/26日(日)の13:00〜と15:00〜の2回。場所はミッドタウン・キャノピースクエア。 

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(MATSUNAGA,Hironobu)