新型デミオのハイライトはやはり、1.5Lディーゼルでしょう。
もちろん、同じ1.3Lでありながら排気量を先代の1339ccから1298ccと41cc小さくしながらも出力とトルクを高めたガソリンの完成度も高く、ディーゼルと比べるとエンジンは約80kg、車両重量もAT同士の比較ではガソリンの方が100kgも軽いですから、ディーゼルよりも前後重量配分に優れ、アンダーステアが顔を出しにくく、クルマそのものがガソリンの方が小さく感じるなど、ガソリンの利点も少なくありません。
しかし、長距離を楽に走るならディーゼルのトルク感や走りは捨てがたく、とくにMT+ディーゼルの組み合わせは30km/Lに到達しますから、運転の楽しさを重視する人にも訴求するはず。