まず、目を惹くエクステリアは「グランドC4ピカソ」「C4 ピカソ」ともに伸びやかなフォルムが印象的。
横に広く伸びるダブルシェブロンにつながる薄型LEDヘッドランプを「GRAND C4 PICASSO」では一体化する一方で、写真では少し分かりにくいですが「C4 PICASSO」では独立させており、両者で微妙に異なる顔の表情を作り出しています。
パワートレーンは、165psの1.6Lツインスクロールターボに6速ATを組み合わせ、燃費とスムーズな変速フィールを実現。
インテリアでは「グランドC4ピカソ」では、「C4ピカソ」に比べてリヤホイールを55mm後方に配置し、全長は先代と変わらないまま、セグメント最長のホイールベースを確保しているのが自慢。
操作性では、インパネのセンター部に配置された12 インチと7 インチのふたつからなるフルデジタルのスクリーンによって、各インターフェースを操作。
上部の12インチパノラミックスクリーンは、スピードメーター、タコメーターやフロント/バックのカメラ、360°ビジョンなどを表示。ダッシュボード下部の7 インチタッチスクリーンではエアコンやオーディオ、ナビゲーションなどを表示、操作することができます。
ほかの装備では、アクティブクルーズコントロール、ディスタンスアラート、レーンディパーチャーウォーニング、インテリジェントハイビーム、360度ビジョンなどの最新装備を用意。
気になる価格は、16インチを履く「グランドC4ピカソ・セダクション」が347万円、17インチを履く「グランドC4ピカソ・エクスクルーシブ」が378万円、5名乗車で16インチの「C4ピカソ・エクスクルーシブ」が357万円になっています。
輸入車では貴重な3列シート車ですが、日本のミニバンではもの足らない人に、大いに注目されるはずのグランドC4ピカソ/C4ピカソ。ニッチでも待望の日本上陸といえるでしょう。
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(塚田勝弘)