小粋な走りが魅力の新型「ポロ・ブルーGT」が登場!

VW_POLO_BLUE_GT_10

2.5L NAエンジンに匹敵する250Nm/1500〜3500rpmの最大トルクは変わらず、JC08モード燃費は21.3km/Lから21.5km/Lとわずかに向上。

足まわりはブルーGT専用で、標準車よりも15mm下げられ、17インチアルミホイールの視覚効果もあってスポーティムードも満点です。

Sail boat harborVW_POLO_BLUE_GT_08

安全装備でのトピックは、新型になった標準車と同じくプリクラッシュブレーキシステムの「フロントアシストプラス」で、ミリ波レーダーで前走車を検知し、全速度域で先行車との衝突の危険を警報音や警告灯で知らせるとともに、衝突時の衝撃を軽減、あるいは回避するもの。

もちろん、このシステムには、時速30km/h 未満で先行車両への追突を回避、または被害を軽減する「シティエマージェンシーブレーキ」も含まれています。

VW_POLO_BLUE_GT_04

ほかにもゴルフ同様に、追突した場合や追突されてしまった際の二次被害を軽減する「マルチコリジョンブレーキシステム」や長時間運転した場合などドライバーに休息を促す「ドライバー疲労検知システム」、後退時にディスプレイに車両後方の視界を映し出す「リヤビューカメラ」を装着するなど、基本的な安全性能も向上しています。

さらに、全車速域で先行車との車間をレーダーで監視し、必要に応じて自動的に加減速しながら車間調節する「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」もパドルシフトとのセットオプションで設定しています。

価格は先代の「ポロ・ブルーGTブルーモーション」の263万円から20万5000円高となる283万5000円。

少し高くなった気もしますが、パワーアップと大幅な安全装備の充実を考えると、十分に魅力的な設定といえるはずです。

■アクア、フィットHVにVWの対抗! 21.3km/Lに到達したVWポロ・ブルーGT【試乗01】
https://clicccar.com/2013/09/10/230499/

■燃費だけではなかった 走りも外観もスポーティなVWポロ・ブルーGT【試乗02】
https://clicccar.com/2013/09/14/230820/

■新型フォルクスワーゲン・ポロの装備はどこが「新型」?
https://clicccar.com/2014/09/16/268373/

■新型フォルクスワーゲン・ポロはデザインのどこが「新型」か?
https://clicccar.com/2014/09/15/268342/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる