2014年10月2日に開幕したパリモーターショー。地元、ルノーの主役は、これで5代目となる元祖フレンチ・ミニバンの「エスパス」です。
『エスパス・クロスオーバー』とも呼ばれる新型エスパスは、ミニバンのスペース性に優れたボディと大径タイヤを組み合わせることで、SUVライクな活動感をアピールするモデルへと生まれ変わりました。
それでいて全高は従来モデルより63mmほど下げたことで、オンロードでの走りも期待させるスタイルとなっています。
エンジンは1.6リッターのディーゼルとガソリンで、それぞれターボ過給されています。
シャシーのトピックスは『4Control』と呼ばれる四輪操舵テクノロジー。高速域での安定性と、パーキングスピードでの取り回しの両面を狙ったシステムになっているということです。
そのほか、安全面では追従型のアダプティブ・クルーズコントロールや衝突被害軽減ブレーキ、レーン・ディパーチャー・ウォーニングなども装備すると発表されています。