価格1917万円のi8と同じ3気筒エンジンで初のFF! BMW 2シリーズ・アクティブツアラー登場

2014年3月のジュネーブモーターショーにて世界初公開された、BMWブランドとしては初めて のFWD「2シリーズ・アクティブツアラー」が早くも日本上陸です。

2014年10月1日より予約開始、12月から納車というスケジュールが発表されました。

BMW2Series Active Tourer_29

威風堂々としたスタリングの「2シリーズ・アクティブツアラー」ですが、実際のボディは全幅1800mm、全高1550mmと多くの立体駐車場に対応したサイズ。それでいて、広々としたキャビンを与えられたツアラーです。

余裕のキャビンを生み出した理由は、BMWブランドとしては初めてエンジンをフロントに横置きしたFWD(前輪駆動)プラットフォームを採用したことにあります。

注目のエンジンは、あのスーパーハイブリッドスポーツカー「BMW i8」譲りという1.5リッター3気筒と、そのモジュラーユニットである2.0リッター4気筒の二種類を国内向けにラインナップ。

いずれもBMWのツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用した直噴ターボで、アイドリングストップ機構など最新の環境ユニットとなっています。

グレード構成は、1.5リッターエンジンを積むFWD(6速AT)の「218iアクティブツアラー」、「218iアクティブツアラー Luxury」、「218iアクティブツアラー M Sport」と、2.0リッターエンジンで四輪駆動(8速AT)の「225i xDrive アクティブツアラー」となっています。

メーカー希望小売価格(消費税込)は次の通り。衝突被害軽減ブレーキなどで構成されるプリクラッシュブレーキ「ドライビング・アシスト」を全車標準装備している高い安全性能にも注目です。

218iアクティブツアラー:332万円
218iアクティブツアラー Luxury:381万円
218iアクティブツアラー M Sport:368万円
225i xDrive アクティブツアラー:494万円

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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