トヨタはインド向け低価格車「エティオス」の発売当初、年間販売目標7万台を掲げていたものの、昨年インドで販売した14.7万台の中で同車の販売は6万台に留まっており、価格の安さ以外を重視し始めた中間層向け対応が急務の状況。
こうした状況を打開すべく、顧客の上級志向に対応する考え。
一方、地方向けにはエントリーモデルの5ドアハッチバック「エティオス・リーバ」の投入で拡販に繋げる予定と言います。
さらに派生MPV版の「エティオス・クロス」の投入により顧客層の拡大を狙う模様。
トヨタは今後、インドの新車市場で圧倒的なシェアを誇るスズキや、競合するホンダに対抗すべく、品揃えの充実により早急に巻き返しを図りたい考えのようです。
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