待っていました。何をかって? 新型iPhoneの登場に決まっているじゃないですか。
米アップル社のイベントが現地時間9月9日におこなわれ、そこで次世代iPhoneとなる「iPhone 6」が発表されました。日本をはじめとする主要マーケットで、9月19日から発売するそうです。そんな新しいiPhoneの進化を、ポイントに分けてみていきましょう。
1:サイズが大きくなった。画面も本体も。
噂どおりでしたね。iPhone 5sや5cの画面サイズは4インチでしたが、新型はiPhone 6が4.7インチへと大型化。より大きな画面を望むニーズに向けて5.5インチ画面を組みあわせたiPhone 6 Plusも登場しました。それに伴い本体サイズも大きくなっています。iPhone 5Sに比べると、iPhone 6は縦が14.3mm、幅が8.4mm、iPhone 6 Plusは縦が34.3mm、幅が19.2mm広がりました。
2:薄くなった
本体の縦横は拡大しましたが、厚みは逆に薄く。iPhone 5Sに比べると、iPhone 6は0.7mm、iPhone 6 Plusは0.5mm薄くなりました。また、デザインはこれまでよりも丸みを帯びましたね。
3:ディスプレイが美しくなった
ディスプレイは薄くなっただけじゃありません。解像度もコントラスト比も高くなり、視野角も広くなっています。より見やすく正確な色を表現するディスプレイといっていいでしょう。
4:バッテリーがより長持ち
スマホのバッテリーの持続時間は気になりますか? 気になりますよね。それならiPhone 6のバッテリー持続時間が長くなったことも見逃せないポイント。たとえばiPhone 5sでは最大8時間だった3G環境においてのインターネット利用時のバッテリーの持続は、iPhone 6では最大10時間、iPhone 6 Plusでは最大12時間になりました。これなら、家に帰れない日も安心です。
5:さらに美しくなったカメラ性能
世界でもっとも多くの人に使われているカメラといっても過言ではないiPhoneのカメラ機能。レンズの明るさはこれまでのF2.4からF2.2へと進化し、より美しい写真を撮ることができます。レンズのほかにも新しいセンサーが組み込まれ、またオートフォーカスが素早く正確になるなど進化しています。
6:ワイヤレスは広く速く
4G LTEの通信速度がより高速化しました。またWi-Fiはこれまでの802.11nに比べて最大3倍速い802.11acに新たに対応。WEBサイト閲覧時のダウンロードもも、SNSへの写真や動画のアップロードもより短時間でおこなえます。世界中を旅する人にとっては、iPhone 5sから7つも増え20ものLTE周波数帯に対応するのも見逃せないポイント。
7:もうパスワードで混乱しない
本体へアクセスするだけでなく、アプリのダウンロードだったりiTunesだったりとセキュリティのためとはいえ何気に面倒なパスワードの管理。iPhone 6では指紋認証を組み込んでいます。これまでiPhone 5sでもロック解除やapple社関連のサービスにおいては本人確認として指紋認証を使えましたが、iPhone 6では社外製アプリケーションにも指紋認証を組み込んで使えるようになりました。
8:128Gバイトモデルも登場
従来は「16GB」と「32GB」だけのラインナップでしたが、「32GB」が消え「64GB」となり、新たに「128GB」のモデルも追加。
SIMフリー版の価格(税別)は
<iPhone 6>16GB :6万7800円 / 64GB:7万9800円 / 128GB:8万9800円
<iPhone 6 Plus>16GB :7万9800円 / 64GB:8万9800円 / 128GB:9万9800円
<参考iPhone 5s>16GB :5万7800円 / 32GB:6万2800円
クリッカーとしても、新型iPhoneの登場は見逃せないニュース。近いうちに実機を手に入れてチェックしてみたいと思っているのでお楽しみに!
(工藤貴宏)