新たに追加されたクリーンディーゼルは、MINIペースマンの1機種とは異なり、2機種のエンジンが用意されます。
排気量はすべて2.0Lの直列4気筒で、コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャーなどの採用で、優れたレスポンスと強力なトルク、低燃費を両立。
「MINI Cooper D Crossover」に搭載されるクリーンディーゼルは、最高出力112psで、2.5Lガソリン以上の最大トルク270Nmを発揮するだけでなく、燃費は16.3km/Lを達成しています。
燃費はガソリンエンジン搭載車の「MINI Cooper Crossover」よりも約16%も高く、クリーンディーゼルエンジンは電子制御式4輪駆動システムのALL4と組み合わせられ、「MINI Cooper D Crossover ALL4」にも搭載。
また、「MINI Cooper SD Crossover」には、143ps/305Nm、16.6km/Lを実現したクリーンディーゼルが積まれます。これは、従来モデルのガソリンエンジン搭載車の「MINI Cooper S Crossover」に比べ、燃費は約19%高くなっています。
どちらのエンジンもDPF(粒子状物質除去フィルター)、NOX吸蔵還元触媒などの採用により「ポスト新長期規制」をクリアし、取得税および重量税は免税で、自動車税につては75%減税が適用されます。
価格帯は1.6Lガソリンの「MINI One Crossover(6MT)」の275万円〜「MINI John Cooper Works Crossover(6AT)」の477万円。
ディーゼルの価格帯は「MINI Cooper D Crossover(6AT)」の341万円〜「MINI Cooper SD Crossover(6AT)」の387万円です。
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(塚田勝弘)