ロードスターが4代目になって失った伝統とは?
1つ目はフロントフェンダーのウインカーレンズ。
初代から3代目まで丸型であっただけでなく、実はパーツとしても共通で、ロードスター・ファンにはおなじみでしたが、今回ついに形状が変わってしまいました。
2つ目は丸いヘッドライト。
リトラクタブルタイプだった初代は真ん丸のヘッドライト、2代目、3代目はオーバル形状でしたが、丸目といえるものでした。たしかに3代目の後期型では尖った部分も見られましたが、4代目のヘッドライト形状はこれまでとは異なり、切れ込みのある目となっています。
3つ目が、メーターのレイアウト。
初代から3代目まで、そのメーターパネルは左右に同サイズでタコメーターとスポードメーターを配置するというのが基本でした。しかし、4代目では中央に大型タコメーターを置いたものへと変わっています。その一方で、丸形状のエアコン吹き出し口といった伝統は受け継がれています。すべてを一新しているわけではありません。
4代目ロードスターでは「守るために変えていく」をコンセプトに掲げています。守られた伝統と変わってしまったポイントを見ていくことは、その目指したところを理解するヒントとなりそうです。
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(山本晋也)