黒いボディに赤内装のロードスターの限定車Sリミテッドが発売!【今日は何の日?1月3日】

■iPhoneで世界を変えたアップル社が設立

1977年の1月3日は、スティーブ・ジョブス、スティーブ・ウォズニアック、マイク・マークラの3人によってアップル社が設立された日です。スティーブ・ジョブスは、PCや携帯の新しい世界を切り開いた数々の功績によって「世界を変えた男のひとり」と言われています。惜しまれながら2011年に56歳でこの世を去りましたが、彼の生き方や発言、プレゼンは今でも語り継がれています。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

1989初代ロードスター
1989初代ロードスター

1993年の1月3日、1989年に発売された「ユーノスロードスター」の限定車「ロードスター・Sリミテッド」が発売されました。ユーノスは、当時東洋工業(マツダ)がフォードと提携していた時に設立された販売チャンネルの名称です。初代ロードスターは、2シーターのコンパクトスポーツカーのパイオニアとして、国内外で大ヒットしました。

1993ロードスターSリミテッド
1993ロードスターSリミテッド

その4年後に発売された1000台限定車のSリミテッドは、真っ黒なボディに真っ赤なインテリアが特徴で多くのファンの目を引きました。もともとロードスターは、現在もマツダで継承されているコンセプト「人馬一体」をベースに開発され、軽快なフットワークが売りでした。

1993ロードスターSリミテッド(インテリア)
1993ロードスターSリミテッド(インテリア)

Sリミテッドは、それに加えてサスやホイールなど足回りを強化して、さらに走りを意識したモデルとして仕上げています。そして何と言っても最大の特徴は、真っ赤なインテリアでしょう。シートからカーペット、ドアの内張り、シートベルトまで真っ赤に統一するという徹底ぶり、目立ちたがり屋にはもってこいかもしれませんね。

2020年4月に、このSリミテッドをモチーフにした「ユーノスエディション」がフランスで限定販売され、好評を博しているようです。やはり、真っ黒なボディに真っ赤なインテリアです。

毎日が何かの記念日。それではまた明日!

(Mr.ソラン)

この記事の著者

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Mr. ソラン

某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。
EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きな車で、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。
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