ルノーのモータースポーツ部門でもあるルノー・スポールが、レーシングカー・コンセプト『R.S.01』のイメージイラストや動画を公開しています。
このスーパーカーを思わせるフォルムのレーシング・コンセプトで注目なのはエンジン。
なんと、日産GT-Rの3.8リッターV6ツインターボを、ニスモの手によってドライサンプ化したものをリヤ・ミッドシップに搭載しているというのです。
発表によると、そのポテンシャルは市販レーサーであるGT3とワークスレーサーのDTMマシンの中間くらいといいます。日本のスーパーGTでいえば、GT300とGT500の間くらい、GT400と表現できるパフォーマンスといえそうです。
なおボディの基本となるシャシーはダラーラ製カーボンモノコックでFIA KMP1規定を満たしているといいます。また、ギヤボックスはSADEV社、ダンパーはオーリンズ、クラッチはZF社、タイヤはミシュランなどなどレーシングシーンで実績あるブランドのパーツをコンビネーションした構成となることもアナウンスされています。
では、このレーシングカーは、どのような目的で作られたのでしょうか。