中堅・若手が初優勝。しかしまだ世代交代とはよべない!?
エビスサーキットは「ドリフトの聖地」とも呼ばれるコースです。というのは、いち早くドリフトを容認し、ふだんからドリフトができるサーキットとして東日本のドリフターを育てて来たからなんですね。
そのエビスサーキット南コースで、8月22〜24日の3日間、D1GPの第4戦と第5戦が連続で開催されました。
第3戦のレポートでもお伝えしましたが、今季のD1GPでは新興勢力の台頭が目立ちます。その流れはこの第4戦、第5戦にもつづいていました。
第4戦では熊久保選手、谷口選手らベテランの復活も見られましたが、優勝したのは松井選手。前戦でも自己最高の3位に入賞しましたが、この第4戦では決勝に進出。ベテラン日比野選手と対戦しました。
日比野選手はエビスを得意としていて、この日もここまでキレキレの走りで勝ち上がってきましたが、じつはエンジン不調をかかえていて、決勝ではドリフトが戻ってしまい大減点。これによって松井選手が初優勝を決めました。