その内容は、10.4%増となる2兆4656億円の売上高、13.4%増の1226億円、29.6%増の1488億円の経常利益、36.7%増の1121億円。
とくに、キャッシュカイ、ローグ、エクストレイルなどの新車効果に加えて、ルノー・日産アライアンスが開発した「コモン・モジュール・ファミリー」により原価低減も貢献しているようです。
なお、同期のグローバル累計販売台数も対前年比6.0%増の124万台に増えており、2014年度は前年同期比8.9%増の565万台になる見通しとのこと。
販売台数が増えるのは、メキシコやブラジルなどの新工場の操業開始、キャッシュカイ、ローグ、ダットサン「GO」、インフィニティQ50などの新車販売拡大が見込まれるからです。
さらに、中国の合弁会社比例連結ベースの業績も発表され、2014年度第1四半期の連結売上高は、対前年比7.2%増の2兆6918億円。連結営業利益は、前年同期比32.3%増の1558億円となり、売上高営業利益率は1.1ポイント上昇し5.8%になっています。
(塚田勝弘)