1989年というと、日本市場ではディーゼルエンジンを搭載したクロカン四駆などが人気でした。 最先端のクリーンディーゼルといったイメージからすると、 意外なことですが、アウディのディーゼルヒストリーは他メーカーと比べて、それほど長くはないのでした。
しかし、「TDI」の登場からアウディのディーゼルエンジンはどんどんと進化し、1991年には可変ジオメトリーターボチャージャーを採用した1.9 TDIを登場させます。
多気筒化もアウディTDIのトレンドです。
1997年に2.5リッターV6を、1999年には3.3リッターV8を、そして2008年には6.0リッターV12 を登場させているのです。