プレミアムブランドの中でも、とくにレクサスが伸びている理由は、環境性能にアピールするハイブリッドを広く設定していることにあるといいます。
その代表といえるのがレクサスのコンパクトセダンである「IS」です。2013年にフルモデルチェンジしたISにはついにハイブリッドの「IS300h」がラインナップされましたが、2014年上半期に欧州で売れたIS300hは5,366台。IS全体では6,923台ということですから、8割近くはハイブリッドとなっているのです。
そのほか、GSシリーズもハイブリッドの販売比率は75%と高くなっているといいます。そして、レクサス全体としては6割がハイブリッドなのだそうです。
今年後半に市場投入されるコンパクトSUVの「NX」にはターボとハイブリッドが用意される予定ですが、ハイブリッドと関連付けたブランディングにより、欧州での年間販売5万台超を目指すとレクサスヨーロッパのトップは宣言しています。
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(山本晋也)