西欧でレクサス・ハイブリッドの販売急上昇、前年比33%増

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プレミアムブランドの中でも、とくにレクサスが伸びている理由は、環境性能にアピールするハイブリッドを広く設定していることにあるといいます。

その代表といえるのがレクサスのコンパクトセダンである「IS」です。2013年にフルモデルチェンジしたISにはついにハイブリッドの「IS300h」がラインナップされましたが、2014年上半期に欧州で売れたIS300hは5,366台。IS全体では6,923台ということですから、8割近くはハイブリッドとなっているのです。

そのほか、GSシリーズもハイブリッドの販売比率は75%と高くなっているといいます。そして、レクサス全体としては6割がハイブリッドなのだそうです。

今年後半に市場投入されるコンパクトSUVの「NX」にはターボとハイブリッドが用意される予定ですが、ハイブリッドと関連付けたブランディングにより、欧州での年間販売5万台超を目指すとレクサスヨーロッパのトップは宣言しています。 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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