2014年上半期の軽自動車生産ランキング! スズキが制す

copen_140619009128

まずはブランドごとのランキングを軽乗用車(軽トラなど商用車は除く)に限って整理してみましょう。

●2014年上半期(1~6月)ブランド別軽乗用車販売ランキング
1位 ダイハツ 302,592台
2位 スズキ 283,016台
3位 ホンダ 210,569台
4位 日産 123,722台
5位 三菱 34,592台
6位 マツダ 26,179台
7位 スバル  17,561台
8位 トヨタ 13,667台

いまや国内8社が扱う軽乗用車。こうやって見ていくと個性的なラインナップを揃えるダイハツのトップは揺るぎないものに見えます。実際、この中にはコペン1,068台も含まれています。

しかし、マツダの軽乗用車はすべてスズキからのOEM。生産メーカー別のランキングにすると、その分がスズキにプラスされることになります。

また、日産についてもデイズ・シリーズは三菱の水島工場で生産していますが、モコやNV100クリッパーリオはスズキからのOEMとなっているので、生産メーカー別のランキングを集計するには、日産のセールスは少々複雑に分けられることになるのです。また三菱のラインナップでもタウンボックスはスズキからのOEMとなっています。

もちろん、ダイハツにはスバルとトヨタのセールス分が加算されることになります。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる