BMWはX1やX3、X5をSUVではなく、「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と呼んでいます。さらに、クーペ風でSUVのクロスオーバーを「SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」と呼び、08年にX6を市場に投入。さらに、X3をベースにクーペ風味に仕立てたX4も年内には日本に上陸すると思われます。
ニッチと思われたSACですが、都市生活者にとっては悪路を走破するSUV然としたスタイルよりも、クーペの要素を採り入れたX6のような存在の方が好ましく感じる層が少なくないようで、世界で約25万台も売り上げたそうですから驚きです。
市場を切り拓いたX6もデビューから早6年が経ち、2代目にスイッチしました。欧州仕様のボディサイズは全長4909×全幅1989×全高1702mmで、ベースはもちろん現行型のX5。
緩やかに下降するルーフラインなどボディフォルムはキープコンセプトに見えますが、最新のX5やX4と同じ印象の、迫力のあるフロントマスクが印象的です。
エンジンはX5と同様に、4.4LのV型8気筒ツインターボ、3.0Lの直列6気筒ディーゼルターボ、「M」向けに3Lの直列6気筒ディーゼルを用意し、全車に8速ATを組み合わせています。
ドイツでは今年12月からの発売ですから、日本には来年上陸すると思われます。
日本に最適! BMW X4の魅力5つ
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(塚田勝弘)