販売台数、売上高、純利益で最高を記録した2013年に続き、2014年の第一四半期も好調を維持するダイムラー。今年5月も好調で、販売台数は14万1688台。前年同月比で9%増になっています。
そのうちメルセデス・ベンツは13万4031台で、10.4%増となり、スマートは7657台で11.8%マイナスと急ブレーキがかかっている格好。
地域別ではダイムラー最大の市場であるアメリカでは2万6617台と7.7%プラスで、とくにSクラスとEクラスという高級モデルが人気を集めています。
お膝元の欧州は、6万529台で4.8%増を記録し、イギリスでは1万93台を達成し22.3%と大きく伸張。ドイルは2万1785台で2万2382台から少し減らしています。
とくに好調なのが中国で、2万3011台は前年同月比30.1%増で、今後はCLA導入もありさらに伸びるかもしれません。消費税増税を受けた日本は、22.4%減の3059台で駆け込み需要の反動は明らかになっています。
モデル別ではAクラス、Bクラス、CLA、GLAのコンパクトカーが好調で世界で3万7895台を記録したほか、Eクラスもセダンとワゴンの王軽で2万2535台と24.5%も上昇。Sクラスも好調で、8353台を記録しています。
今後はワゴンを含む新型Cクラスも控えているだけに、さらなる飛躍が予想されます。
(塚田勝弘)