【ル・マン24時間2014】6時間経過:トヨタTS-040トップ快走中!メガウェブは熱かった!!

今年のWEC(世界耐久選手権)はトヨタTS-040HIBRIDが開幕から2連勝中と絶好調です。そして、大一番のル・マン24時間制覇の期待を胸一杯にしたトヨタファンでメガウェブ会場はスタート前には席は満員! スタート前からMC今井優杏嬢が脇阪寿一、伊藤大輔の両レクサスドライバー2人と会場を盛り上げます。 脇阪選手はレクサスのしゃべくりエース、伊藤選手はルマン参戦経験に加え、TS-030の開発ドライバー経験があり、経験者だけが語れる「ここだけの話」を多数披露しました。

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レースはNo.7 トヨタ TS-040を先頭に、比較的大人しいスタート…でしたが、2周目に早くもNo.8トヨタTS-040がNo.14ポルシェ919がオーバーテイク!トヨタ、1-2体制を築きます。

4周目No.14ポルシェ919をNo.2アウディR18が抜き、3位へ浮上しました。5周目 ユノデュレールのシケインでGTマシンを抜く際にNo.8トヨタTS-040スピン!3位へ後退。…そして早くも日産ZEODがストップ。(この後、残念ながらリタイア…)

8周目No.1アウディR18、ピットイン。予定のピットインとしてはかなり早い。 そこへNo.7トヨタのスロー走行!…かと思いきや、SZ「スローゾーン(ピットロードリミッター60kmでの走行)」で、これには会場がざわめきました。 そしてここまでトップ争いを繰り広げたNo.14ポルシェ919がエンジンストップ、モーターでのスロー走行。2km以上を走りきり、ピットイン。ガレージ内に引き込まれての作業となる。 スローゾーンが設定されているうちにピットインを行うチームが出始め、チームの戦略が早くもばらけ始めます。

9周目、No.9アウディR18もピットイン。 給油の後、ピットアウト。10周目、No.8トヨタTS-040もピットイン。給油の後、ピットアウト。

11周目、此処までトップを守り続けたNo.7トヨタTS-040 が最初のピットイン。 出口でNo.2アウディR18と交錯寸前!だが、No.2アウディR18のロッテラー選手がアクセルを緩めた様で事なきを得る。 ピットアウトしたNo.2アウディR18にNo.8トヨタTS-040が肉薄!No.3アウディR18も接近し三つ巴に。ミュルザンヌコーナーでNo.8トヨタTS-040がNo.2アウディR18をオーバーテイクするが、すぐにNo.2アウディR18に抜き返される。更にはGTカーを抜く際行き場がなくなり、No.3アウディR18にもNo.8トヨタTS-040は抜かれました。

その後、1時間半経過後に降った雨により、No.8トヨタTS-040は多重接触に巻き込まれ、一旦最後尾近くまで後退しましたが、修復しレースに復帰しました。一方、この多重接触にはNo.3アウディR18も撒き込まれており、No.3はここでリタイアとなりました。

各ワークスチームは2台ずつとなりました。また、各1台がトラブルに巻き込まれる中で、トップ6を分け合い、ル・マンは夜を迎えました。

メガウェブ会場は15日も19:50よりパブリックビューイングを開催します(受付開始は19:00(無料))。トヨタTS-040と中嶋選手、優勝の瞬間を一緒に分かち合いたい方は、是非メガウェブへ!

(川崎BASE)