新しさと質の高さが伝わる新型ボルボXC90のインテリア

年内にも欧州で登場するボルボの次期XC90。東京モーターショーでも披露された「コンセプト・クーペ」、「コンセプトXCクーペ」、「コンセプト・エステート」と3つのコンセプトカーがデザインの方向性を示唆しているようで、なかなか焦らされるような気がしますが、それだけボルボとしても力が入っているワケでしょうから、デザインにも期待が持てますね。

new_volvo_xc90_01まずは、中身からとインテリアの写真が公開されました。

ボルボらしくクリーンな印象のインテリアですが、次期XC90はSUVらしく上下に厚みを感じさせるインパネの造形でありながら、運転席側にセンターパネルや操作系を傾けたコクピット風でもあります。

new_volvo_xc90_04また、XC90も含めた最近のボルボ・インテリアの特徴であるフリーフローティングセンタースタックが姿を消して、センタークラスターの中央に大きなディスプレイが鎮座し、こちらはAppleの「CarPlay」に対応する車載インフォテインメントになります。

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センターコンソールには、ダイヤモンドカットが施されたスタート/ストップボタンをはじめ、ドライブモード用のダイヤルも見えます。

ほかにも、上質さを感じさせるウッドパネル、スウェーデンの有名なガラスメーカーによるクリスタルガラス製シフトレバーなどが目を惹きます。

new_volvo_xc90_02人間の背骨に似た人間工学に基づいたというシートは、「2-3-2」の7人乗りで、1列目はホールド性を重視、2列目は背もたれの前後長が長く、座り心地も良さそう。

さすがに3列目のシートサイズは少し小さめに見えますが、大きなヘッドレストなど安全性にも当然ながら抜かりはなさそうです。

■「ボルボ・コンセプトクーペ」を日本初披露! 次世代ボルボのデザインを示す
https://clicccar.com/2013/11/21/237262/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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