2014年5月軽自動車セールスランキング、スズキ久しぶりの2位

全国軽自動車協会連合より2014年5月の軽四輪車通称名別新車販売速報が発表されています。

●2014年5月軽四輪車通称名販売ランキング
1位 ダイハツ  タント 18,656台
2位 スズキ ワゴンR 13,258台
3位 日産 デイズ 12,402台
4位 ホンダ N-BOX 10,312台
5位 ダイハツ ミラ 9,787台
6位 ダイハツ ムーヴ 9,527台
7位 スズキ アルト 9,059台
8位 ホンダ N-WGN 7,978台
9位 スズキ スペーシア 7,752台
10位 スズキ ハスラー 6,482台

トップは、もはや定位置となったダイハツ・タントですが、ホンダNシリーズの勢いが弱まっている中で、スズキ・ワゴンRが久しぶりの2位となっているのが注目のトップ10ランキングといえそうです。

ちなみに、ワゴンRが2位以上にランキングされたのは、2013年3月にトップになって以来のこと。2013年度はトップ3に顔を出すことも少なくなっていた、かつてのナンバーワンモデルが復活となるのでしょうか。

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ワゴンRの躍進目立つ2014年5月の軽自動車セールスですが、メーカー別の販売台数(乗用・商用合計)でいうとスズキが前月比95.9%の50,921台なのに対して、ダイハツが同100.8%の50,494台と迫っているのが見逃せません。

2015年度に新車で販売された軽自動車から軽自動車税が増税するため、2014年度は軽自動車の駆け込み需要が期待されていますが、スズキとダイハツのシェア争いはいっそう激しくなっていくのを予感させるデッドヒートです。

また、トップ3をうかがうカタチとなっているホンダですが、メーカーとしては前月比104.6%の23,902台と販売を伸ばしており、3強の一角としての存在感を示しています。

honda_nbox_20140503

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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