GLAの4WDなら安全装備充実の「GLA 250 4MATIC Edition 1」オススメなワケは?

満を持して登場したメルセデス・ベンツのコンパクトSUV、GLAクラス。全長4430×全幅1805×全高1505mmというスリーサイズは、背面タイヤを背負うフォード・エコスポーツの全長4195×全幅1765×全高1655mmと比べても全長と全幅はひと回り大きく、背がグッと低くなっていることが分かります。

MB_GLA_250_Ed1_2GLAのベースとなるAクラスやBクラスがCセグメントに属し、エコスポーツやプジョー2008、ルノー・キャプチャーなどはBセグメントですから、GLAクラスはサイズも価格もひとクラス上です。

GLAのデビューと同時に設定された300台限定の特別仕様車「GLA 250 4MATIC Edition 1」は、2.0Lの直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを積んだ「GLA 250 4MATIC」がベース。

MB_GLA_250_Edition14WDの4MATICは、GLA250系にのみ設定されていますから、4WDのエントリーグレードである「GLA 250 4MATIC」に設定された特別仕様車ということになります。

ブラックペイント19インチAMG 5スポークアルミホイール、クローム付ハイグロスブラックフロントグリルをはじめ、ドアミラーとウインドウライントリムもブラック仕上げになり、精悍さを増しています。

ボディカラーは、ブラックとのコントラストが印象的なカルサイトホワイトと、GLA専用色のオリエントブラウンを設定。

また、ナッツブラウンの本革とベージュのファブリックが質感の高さを感じさせるコンビシートに、メモリー付フルパワーシート(前席)や電動ランバーサポート(前席)を特別装備。

MB_GLK_250_Ed1ダッシュボードやドアパネルにもナッツブラウンの「レザーARTICO」を採用することで、インテリアも特別仕様車にふさわしいスペシャル感を演出しています。

安全・運転支援装備も充実していて、自動緊急ブレーキで追突の回避または被害軽減をサポートする「CPAプラス」をはじめ、車線逸脱を警告する「レーンキーピングアシスト」、最適な車間距離を維持するとともに、先行車が停止した際は減速して停止までする渋滞追従機能付の「ディストロニック・プラス」を用意。

さらに、ドアミラーの死角範囲をレーダーによりモニターして危険を警告する「ブラインドスポットアシスト」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」もされています。

さらに、トランクスルー機能やバックレスト折りたたみ角度調整、ラゲッジネット、折りたたみ式収納ボックスなど、ラゲッジルームの実用性を向上する装備を用意しています。

台数は300台限定で、カルサイトホワイトが230台、オリエントブラックが70台。価格は549万円で、ベース車の459万円よりも90万円高い設定になっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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