マツダがマレーシアで建設を進めていた車両組立工場が完成。
同工場において5月16日にマレーシア、及びタイ向けの「 CX-5」の量産をスタートさせました。
今回稼働を開始した組立工場は、マレーシアの生産販売統括会社であるマツダ・マレーシアが現地のイノコム社に生産を委託して昨年3月に稼働させた車体工場と併せて約30億円を投資して建設したもの。
両工場でのマツダ車の年間生産能力は約2万台で、今年中にはマレーシア向けの新型「Mazda3」(アクセラ)の生産を開始する予定。
マツダ車専用の2工場の稼働により、生産管理や品質管理がより柔軟かつ厳格に実施可能になるといいます。
オープニングセレモニーで圓山工場長は「マツダは、マレーシアをASEAN地域における重要拠点の一つと位置付けており、専用の車両組立工場が完成して現地組立体制が更に強化された事を嬉しく思う」と挨拶。
今年初めに欧米向け輸出拠点として量産を開始したメキシコ工場 と共に、今回稼動したマレーシア工場は同社のASEAN戦略を支える鍵となりそうです。
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