1.2Lの直噴ターボエンジン搭載「ルノー・カングー・ゼン 6MT」

ルノーの人気モデル、カングーに「カングー・ゼン6MT」が追加されました。従来からの1.6L NAの4AT/5MTに加えて、ルーテシア、キャプチャーでもお馴染みの「H5F」型の1.2L直噴ターボエンジンを搭載し、6MTを組み合わせた走りも楽しめるモデルです。

RENAULT KANGOO II EXPRESS (F61) - PHASE 2「カングー・ゼン6MT」の最高出力は115ps/4500rpm、190Nm/2000rpmで、ルーテシア、キャプチャーの120ps/4900rpm、190Nm/2000rpmと比べると、最大トルクは同じですが、カングーは5ps低く、回転数も400rpm下げられています。

RENAULT KANGOO II (K61 L1) - PHASE 2「カングー・ゼン 6MT」の方がキャプチャーよりも160kg重いため当然ではありますが、それでもカングーの1.6LのNAエンジンよりも10ps/42Nmもパワフルであり、トルクフルですから、6MTを駆使することで走りも十分に楽しめるはず。

 

H5FT ENERGY TCe 115 PETROL ENGINE KANGOO_04さらに、「カングー・ゼン 6MT」には、アイドリングストップ機構、減速時のエネルギー回生を行うエナジースマートマネジメント、燃料消費量を最大10%削減するECOスイッチも用意されていますから、実燃費の面でもメリットは大きそうです。

KANGOO_03ほかにもクルーズコントロールをはじめ、坂道発進をサポートするヒルスタートアシスト、滑りやすい路面で駆動輪のグリップを制御するエクステンデッドグリップなども用意されています。

ボディカラーは、「ジョン アグリュム」、「ブラン ミネラル」、「グリ アルジョンM」、「グリ カシオペM」、「ノワール メタルM」、「マロン ショコラM」、「ブルー エトワールM」の7色を設定(M=メタリック)。

価格は241万5000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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