スバル・トレジア、マイナーチェンジで新エンジンへ

トヨタ・ラクティスが、同社のヴィッツに搭載されたばかりの1.3リッター・アトキンソンサイクルエンジンを採用するなどのマイナーチェンジをしています。そして、ラクティスのOEMモデルであるスバル・トレジアも同様の改良を受け、2014年5月30日から発売されることが発表されています。

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マイナーチェンジのポイントは新開発エンジンだけではありません。

スバルらしいヘキサゴングリルとハニカムメッシュのフロントグリル、ピアノブラック調センターパネルの採用などで内外装をリフレッシュ。機能面ではスーパーUVカット+IRカット機能付フロントガラスや緊急ブレーキシグナルなどを採用しています。

そして、新エンジンを積んだ1.3リッターグレードは21.8km/Lという従来から1割以上も向上させた燃料消費率となっています。また、1.5リッターグレードも含め、2WD全車アイドリングストップ機能付きとなり、1.5リッター2WDの燃料消費率は20.3km/Lとなります。なお、1.5リッターAWDの燃料消費率は16.6km/Lとなっています(いずれも燃料消費率はJC08モード)。

メーカー希望小売価格は、1,628,000円~2,131,000円。2WDは全車エコカー減税の対象となっています(自動車取得税80%、重量税75%減税)。 

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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