歩いているのに走れる! 新しい乗り物「ウォーキングバイシクル」【動画】

子どもの三輪車でもなく、キックボードでもない。一見、フィットネスマシンのようですが……。この「ウォーキングバイシクル」は、「歩くより速く、自転車よりカンタンな乗りもの」を目指したという、自転車の規格に準拠したまったく新しい三輪自転車。しかも電動アシスト付で、自転車と同様に公道を走行できます。

01自転車の再発明というと大げさかもしれませんが、「ウォーキングバイシクル」を生み出したのは、自動車部品メーカーの片山工業。歩くようにペダルを踏むと進む仕組みで、見たとおりサドルはありません。

自転車でいえば立ちこぎの状態ですが、歩いて進むわけで、電動アシスト付という意味ではセグウェイなどにも似ていますが、こちらは「人力+モーター」。頑張らなくてもスイスイ進み、ペダルはスイッチひとつで格納され、手押しモードにも変身します。

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停まる際は、前後輪に配置されたディスクブレーキが高い制動力を発揮し、停車時も三輪なので足をつく必要はありません。

溶接よりも強度のある鋳物をフレームに使用したり、高品位な塗装を施したりした「Made in JAPAN」。可愛らしいデザインだけでなく、高い質感も自慢です。

サイズは、全長1200×全幅595mmで、ハンドルの高さは1080-1230mm。総重量は36.3kgと少し重めです。乗車適応身長は140cm以上。リチウムイオンバッテリーを搭載し、一充電あたりの走行距離目安は24km/h未満。

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価格は29万円前後の予定で、発売は7月から予約開始で、10月発売予定です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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