「もっとも孤独なハイウェイ」U.S.ルート50【動画】

なにもない。本当になにもない……。

ルート66はご存じのかたも多いでしょう。かつてアメリカ合衆国のイリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結んでいた国道です。東部と西海岸を結ぶ大動脈として、アメリカ南西部の発展に大きく貢献してきた伝説的な道路で、州間高速道路にとって代わられ、廃線となったいまでも、さまざまなカルチャーのなかでいまだに存在感を示しています。でも、今回はそのルート66ではなく、ルート50の話です。

Route50_01

 東部と西海岸を結ぶ国道というのは、ほかにも存在しました。ルート66の起点がシカゴであるのに対して、東海岸の端からスタートして西海岸へ向かうもっと長い国道もあったんですね。このルート50もそのひとつです。メリーランド州のオーシャンシティと、カリフォルニア州のサクラメントを結ぶ国道です。

Route50_02 

このルート50が有名なのは、ネバダ州を通過するあたりの区間が「アメリカでもっとも孤独な道路」と呼ばれているところ。

アメリカの中部から西部っていうのは、日本と大きくちがって、都市が広がっていないんですね。ちょっと都市があったと思ったら、荒れ地を数時間走って、また都市がある、というような感じ。このエリアはなかでもひとが少なく、孤独なルートのようです。それでは、そのもっとも孤独な区間5時間のドライブを9分ちょっとに縮めたタイムラプス動画をご覧下さい。ホントに孤独な感じになるのは1:15くらいからかな。

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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