トヨタ・ヴィッツがマイナーチェンジで燃費が一気にリッター25.0km!

先日ビッグマイナーチェンジを受けたパッソに続き、ヴィッツもマイナーチェンジを敢行し、新開発の1.3Lエンジンは、ハイブリッド譲りのアトキンソンサイクルをはじめ、クールドEGR、電動連続可変バルブタイミング機構などにより従来型から3.2km/L改善となる25.0km/Lのカタログ燃費を達成しました。

vit1404_02世界最高レベルの熱効率38%を誇る同エンジンですが、燃費向上はもちろん、エコカー減税の「免税」対象車になったことで、商品力が高まったのは間違いありません。

vit1404_471.0Lエンジンも圧縮比の向上などの燃焼改善、低フリクション化などの損失低減を実現した高熱効率・低燃費エンジンにスイッチ。全車「エコカー減税」の対象になり1.5Lも燃費改善と新設定のアイドリングストップ搭載車は「エコカー減税」の対象になっています。

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ボディ剛性も向上しており、スポット溶接の増し打ちやフロア下の補強材の大型化のほか、ショックアブソーバーの改良などにより、さらに高い次元で操縦安定性と乗り心地を両立しているとのこと。

vit1404_05 vit1404_03また、吸・遮音材、制振材を追加するなど車内への音の侵入を低減することで、静粛性を向上しています。ヴィッツに限りませんが、近年の国産コンパクトカー全般にいえる質感向上という課題にも取り組んでいるのも朗報。

価格帯は115万5600円〜199万4073円で、「RS」にのみ5MTを設定するほかは、全車CVTのみになっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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