日産 新型「ムラーノ」動画・画像ギャラリー ― アメリカ生まれのSUV、自慢は空力

日産の上級SUVに位置づけられる「ムラーノ」。その3代目となる最新モデルがニューヨークオートショーにて公開されました。パワートレインは、3.5リッターV6エンジン(最大出力260馬力)で、エクストロニックCVTとの組み合わせが標準になるということです。

スタイリングは、2013年のデトロイトショーにて発表されたコンセプトカー「Resonance(レゾナンス)」を受け継いだもので、ブーメランシェイプのヘッドライトといったディテールは、新型ムラーノのチャームポイントとなっています。

シャープな印象のアピアランスは空力性能も考慮したもの。グリルシャッター、フェンダーリップの成形、リヤバンパーの表面仕上げ、リヤタイヤのディフレクター、一体型リヤスポイラーの形状などを改善することで、空力性能を17%も向上させています。そのCd値は0.31ということです。こうした空力性能、軽量化、パワートレインの効率化などにより、燃費性能は約20%向上しているといいます。

この新型「ムラーノ」の発売は2014年中。生産は、アメリカ・ミシシッピ州のキャントン工場で、世界100以上の国々へ輸出される予定とアナウンスされています。

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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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