日産の上級SUVに位置づけられる「ムラーノ」。その3代目となる最新モデルがニューヨークオートショーにて公開されました。パワートレインは、3.5リッターV6エンジン(最大出力260馬力)で、エクストロニックCVTとの組み合わせが標準になるということです。
スタイリングは、2013年のデトロイトショーにて発表されたコンセプトカー「Resonance(レゾナンス)」を受け継いだもので、ブーメランシェイプのヘッドライトといったディテールは、新型ムラーノのチャームポイントとなっています。
シャープな印象のアピアランスは空力性能も考慮したもの。グリルシャッター、フェンダーリップの成形、リヤバンパーの表面仕上げ、リヤタイヤのディフレクター、一体型リヤスポイラーの形状などを改善することで、空力性能を17%も向上させています。そのCd値は0.31ということです。こうした空力性能、軽量化、パワートレインの効率化などにより、燃費性能は約20%向上しているといいます。
この新型「ムラーノ」の発売は2014年中。生産は、アメリカ・ミシシッピ州のキャントン工場で、世界100以上の国々へ輸出される予定とアナウンスされています。
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(山本晋也)