三菱自動車 2台のPHEVコンセプトカーを北京モーターショーに出展

軽自動車とともに、得意のSUVをPHEV化してモデル戦略の中心に据える構えの三菱。昨年の東京モーターショーでは次期パジェロの方向性を示した「MITSUBISHI Concept GC-PHEV」、次期RVRを示唆した「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」を展示して注目を集めましたが、この2台を含む11台を4月20日のプレスデーから始まる北京モーターショーに出展します。

MITSUBISHI_Concept_GC_PHEV「MITSUBISHI Concept GC-PHEV」は、3.0L V6スーパーチャージドMIVECエンジンに、8速AT、高出力モーター、大容量バッテリーなどを組み合わせるFRベースのプラグインハイブリッドEVシステム(PHEV)を搭載したオールラウンドSUV。次期パジェロにふさわしい走りを実現するフルタイム4WDの次世代ラージSUVでもあります。

「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」は、ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1L直噴ターボチャージドMIVECエンジンに、軽量・小型・高効率モーターや大容量バッテリーが組み合わされたFFタイプのPHEVシステムを搭載。「走る歓びの新次元を拓く次世代コンパクトSUV」が謳い文句。

MITSUBISHI_Concept_XR_PHEVこの2台は、コネクテッドカー技術と予防安全技術を組み合わせるなど、安全や安心に関する最新技術も採用されています。

ほかには、すでに中国で生産されている「ASX(RVR)」、昨年1月から販売が開始されている「アウトランダー」なども出品されます。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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