メルセデスベンツが世界中で販売好調! 日本でも前年比50%増!

ダイムラーの発表によると、3月度の世界販売台数は16.8万台(前年同月比+11.7%)と13カ月連続で前年実績を更新しており、第1四半期(1-3月)で39.8万台(同+13.5%)を販売。

全ての地域でプラス成長となる中、とりわけ日本の販売成長率には目を見張るものがあり、3カ月累計で1.8万台(+50.3%)という大きな伸びを示しています。

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 うち、メルセデスベンツは3月に世界で15.8万台(+13.3%)を販売、第1四半期の販売台数は37.4万台(+15.2%)とダイムラーの業績を牽引。

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(出展 ダイムラー)

地域別の3月度販売台数は新車市場が回復傾向の欧州が7.6万台(+7.6%)で、お膝元のドイツでは2.5万台(+1.0%)。 

北米市場は3.1万台(+9.0%)で、米国が2.7万台(+11.2%)と伸びています。 

アジア市場は4.6万台(+30.9%)と前年比で大幅な伸びを示しており、中国(香港含む)が2.5万台(+34.0%)、日本が0.9万台(+39.5%)を占めています。 

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一方、車種別では新型「Cクラス」と小型SUVの「GLA」の販売が寄与。新型Cクラスの発売直後には欧州のデイーラーに50万人以上が訪れ、2万人以上が試乗したとか。 

またプラットフォームを共用する「A」、「B」、「CLA」、「GLA」クラスは3月にシリーズ合計で4.3万台を販売。

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前年比で+26.4%もの伸びを示しており、 SUVの「GLA」は欧州で新たな顧客を獲得していると言います。 

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新型Sクラスも米国や中国で高い支持を得ており、第1四半期に2.4万台を販売。

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Eクラスのセダンとエステートは第1四半期に世界中で6.2万台(+38%)を販売。クーペとコンバーチブルも昨春の発売以降、2桁台の成長率を示していると言います。

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このようにメルセデスベンツはラインナップ群を新型にスイッチしたことが奏功、今年に入って目を見張る成長率を実現しており、世界中でその存在感をいっそう高めつつあるようです。 

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 (Avanti Yasunori)  

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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