ストローク感のある良好な乗り味、直列2気筒「ツインエア」のキャラクターもよくマッチしているし、アップライトなシートポジションで前後席ともに意外に広い。実用車として乗るには侮れないなぁ、というのがフィアット・パンダのファーストインプレッションでした。
3代目パンダは昨年6月の登場で、COTYの「10ベスト」にも選出されていて、レア物件で玄人好みの一台。
と思っていたら、数こそ少ないですが、累計販売台数が1000台を超え(2014年3月末現在)、発売から9か月間にして初代と2代目の年間販売の最高記録を超えるなど、パンダ史上最高のスタートを切っているとのことです。
こちらの「FIAT Panda Arancia(フィアット パンダ アランチャ)」は、今年2月に発売された限定車「FIAT Panda Gianduia (フィアット パンダ ジャンドゥーヤ)」に続く限定車第2弾。
「FIAT Panda Easy」をベースに、ボディカラーに春らしさ満開の特別色「サニーオレンジ」を採用している点が最大の特徴(車名の「アランチャ」とはイタリア語で「オレンジ」を意味)。
インテリアは、爽やかなサンドベージュと落ち着いたダークグレーの組み合わせで、内・外装のバランスが取れた、これからの季節にぴったりの限定車に仕上がっています。
限定100台で価格は209万5200円です。
(塚田勝弘)