トヨタが1人乗りEV「TOYOTA i-ROAD」のモニター調査を首都圏で実施

昨年の「CEATEC JAPAN」や東京モーターショーで出展されたコンセプトモデルの進化版「TOYOTA i-ROAD」が3月24日から6月上旬まで10台だけではありますが、首都圏を走っています。

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これは、同車の日常的シーンでの使い勝手を検証するモニター調査で、「i-ROAD」に興味・関心をもつ一般の人や、新規性の高い商品に幅広い見識を持つ有識者など計20名程度を対象に車両10台を用いて実施されるもの。

「i-ROAD」を普段の生活の中で使った際の使用感や満足度をはじめ、都市部利用での使いやすさ、目的地選択に与える影響や行動変化など、新しいモビリティとしての利用価値を検証するそうです。

TOYOTA_i-ROAD_03TOYOTA_i-ROAD_05 TOYOTA_i-ROAD_04なお、今回のモニター用車両では、利便性や視認性をさらに向上させるとともに、リヤまわりをより軽快感のあるデザインに変更。さらに、ワクワクした気持ちと高揚感で乗れるようにと、全5色のカラーバリエーションを設定しています。

同車両は、愛知県豊田市で実証運用を行う都市交通システム「ハーモ」にも投入されており、3月初旬よりすでに公道走行を開始。

日産も横浜市ですでに「チョイモビ」のワンウェイ型カーシェアリングの実証実験(1年間)をすでに開始しており、みなとみらいではすっかり街に溶け込んでいます。

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近場の移動手段がカーシェアリングを含むクルマやオートバイ、コミュニティサイクルを含む自転車などからこうした1人〜2人乗りのEVにシフトするのか、使い分けが進むかはこれから明らかになるはず。

いずれにしても、より便利に安全に、安価に使えるのであればユーザーとしては大歓迎です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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