新型ミニ・クーパーは装備充実で実質価格を下げた!

輸入車ファンにとどまらず、ホットハッチのファン、マニュアルトランスミッション・ファンから注目を集めている新型ミニの日本仕様が正式に発表されました。

グレードは1.5リッター3気筒直噴ターボエンジンのCooper(クーパー)と、2.0リッター4気筒直噴ターボエンジンのCooper Sの2つ。それぞれに6AT、6MTのモデルが用意されています。

メーカー希望小売価格はCooperの6MTで266万円(消費税8%込)。従来モデルのCooper(MT)が261万円(消費税5%込)でしたから、本体価格でいえば値下げとなっています。

それでいて、エンジンはパワフルになっているというお買い得感もある設定です。7年ぶりのフルモデルチェンジということもあり、装備面での進化も見逃せません。

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衝突被害軽減ブレーキやアクティブ・クルーズ・コントロールなどの安全装備、先進性をアピールするヘッドアップ・ディスプレイ、8.8インチナビゲーションなどが注目の装備です。 

新しいミニを6ATで比較すると、メーカー希望小売価格はCooperが280万円、Cooper Sは332万円(いずれも消費税8%)と、エンジンの気筒数以上の価格差があるようにも見えますが、Cooper SにはLEDヘッドライトやナビゲーションが標準で装着されるなど、装備内容も異なっての価格差という点には注意が必要といえそうです。

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●ニューMINI Cooper S 標準装備品
サーボトロニック
16インチ アロイ・ホイール ループ・スポーク シルバー
ボディー・カラー ミラー・キャップ
リア・フォグ・ライト
クロス・シート「ダブル・ストライプ」
スポーツ・レザー・ステアリング
クローム・ライン・エクステリア
フロア・マット
助手席シート・ハイト・アジャスト
2ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー
オンボード・コンピューター
コンフォート・ゴー
エンジン・オートマチック・スタート・ストップ機能
USBオーディオ・インターフェース
4スピーカー・システム
パフォーマンス・コントロール
アーム・レスト(フロント)
センター・ディスプレイのLEDリング
スポーツ・シート(フロント/左右)
LEDフォグ・ライト
LEDヘッドライト
ナビゲーション・システム
Bluetoothハンズ・フリー・システム
ホワイト・ターン・シグナル・ライト

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●ニューMINI Cooper 標準装備品
サーボトロニック
15インチのアロイ・ホイール ヘリ・スポーク・シルバー
ボディー・カラー ミラー・キャップ
リア・フォグ・ライト
クロス・シート「ファイヤーワーク」
スポーツ・レザー・ステアリング
クローム・ライン・エクステリア
フロア・マット
助手席シート・ハイト・アジャスト
2ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー
オンボード・コンピューター
コンフォート・ゴー
エンジン・オートマチック・スタート・ストップ機能
USBオーディオ・インターフェース
4スピーカー・システム 

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(山本晋也)

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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