小林可夢偉がケータハムの魅力を語る【動画】

あぁ、自動車ってこうだったんだな……。

もしかしたら、こういうクルマに回帰する時代が来るのかもしれません。今季2年ぶりにケータハムからF1に復帰する小林可夢偉選手ですが、そのケーターハムが製造する市販スポーツカー、ケータハム7に乗る動画が公開されました。

 Kamui_7_01

そんなにエンスーじゃないかたでもご存じのひとは多いでしょう。このケータハム7は、かつてロータスが販売していた名車ロータス・セブンの販売権を取得したケータハム社が作り続けている、クラシカルなスポーツカーです。とはいえ、設計は完全に昔のままというわけではなく、それなりに進化は遂げているようです。

 Kamui_7_02

それにしても電子デバイス満載の現代のクルマに比べて、なんとシンプルなことか。それでいて本格的なダブルウィッシュボーンサスペンションを持ち、軽量なので、意外な速さと、現代のクルマにはないクイックさが動画からも感じとれます。「レーシングカーに一番近いと思う」と小林可夢偉選手も言っています。

あー、なんかわかるわー。自動車の魅力ってもともとはこういう感じだったんだよねー。ソリッドで気合いが必要で、鉄やゴムの動きやガソリンの燃焼がダイレクトにビンビン来る感じ。ミスればタイヤはロックするし、スピンもする。でもこっちがやったとおり忠実にクルマが動いてくれる。現代のスーパーカーも魅力ですが、ケータハム7ならベーシックなモデルは500万円以下で買えます。こういうクルマを楽しむのって、意外と手が届くところにある極上の贅沢なんじゃないかなぁ。

(まめ蔵)

 

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
続きを見る
閉じる