VWゴルフにハイブリッドの「GTE」登場

2014年3月4日からはじまるジュネーブモーターショーにおいて、フォルクスワーゲンはゴルフGTシリーズに第三のモデルとなる「GTE」をワールドプレミアすることを発表しています。

ガソリンターボのGTI、クリーンディーゼルのGTDに続く「GTE」はプラグインハイブリッドです。エンジンは1.4リッターの直噴ガソリンターボ(最高出力:148馬力)、駆動モーターの最高出力は101馬力。そのモーターは、6速DSGのケース内に収めれていて、トータル出力は201馬力ということです。

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プラグインハイブリッドですから、外部充電により電気駆動のみでの走行が可能。そのEVモードでの航続距離は約50kmとなっています。これを実現するバッテリーは、水冷リチウムイオンとなっていて、総電力量は8.8kWh、重量は約120kgで、車両重量は1.5t程度に収まっているということです。

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インテリアでは、メーターパネルに新設された「パワーメーター」がハイブリッドらしさをアピールしています。また、ステアリングやシフトレバーにはエコをイメージさせるブルーのアクセントが入っているのがGTEの特徴といえそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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