スパークプラグの小さな破片でクルマのウインドウを割る方法【動画】

自動車のサイドウインドウを割ってみたことありますか?

おそらくほとんどの方がないと思います。そう簡単には割れませんよ。私は取材で、サイドウインドウをかなづち(ふつうの釘打ち用のヤツ)で割る実験をしたことがありますが、思いっきり叩いても、まったく割れる気配がありませんでした。この動画でもやっていますね。

ちなみに、叩くのであれば、真ん中を叩くよりははじっこを叩いたほうが割れやすいです。真ん中だと、叩いた瞬間にウインドウ全体がしなって、衝撃を吸収しちゃうんです。

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さて、非常時にサイドウインドウを割るにはどうしたらいいか? 緊急脱出用のハンマーであれば、比較的簡単に割れます。あのハンマーの特徴は先端が尖っていること。とにかく力を一点に集中させるのが、サイドウインドウを割る秘訣のようです。ところがここでは意外なものでサイドウインドウを割ろうとします。

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スパークプラグです。どうやって? 電気流すわけじゃあるまいし。と思っていると、スパークプラグの碍子の部分をハンマーで砕きます。えっ、それをどうするの? ……答えは動画をご覧下さい。

 

まさか! こんなんで割れるんですね。碍子はセラミックですが、非常に硬くて、割ると切り口が鋭くなるようです。それでサイドウインドウが割れるというもの。サイドウインドウを割るには、力の強さよりも、力を集中させることがカギなんですかね。お茶碗とか割ってもできるのかなぁ。

(まめ蔵)

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
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