史上最強のVWゴルフ「ゴルフR」が日本上陸!

ゴルフGTIの220ps/350Nmでもミニサーキットだと踏み切れないほどの力感。GTIでも十分以上、さらに日本の公道ならTSIハイラインでもまったく不足を感じさせないのに、280ps/380Nmを誇るフォルクスワーゲン・ゴルフRが日本に上陸しました。

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スペックはもちろん、価格も510万円と史上最高となるゴルフRは、先代ゴルフRと同様に、2.0Lの直列4気筒DOHCターボを搭載し、280ps/5100-6500rpm、380Nm/1800-5100rpmを達成。

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パワーアップしたエンジンは、随所にモータースポーツ用エンジンに匹敵するチューニングが実施されています。

新設計のシリンダーヘッド(排気バルブ、バルブシート、バルブスプリングを含む)、ピストン、高圧インジェクター、ターボチャージャーなどを新設計もしくは設計の変更を敢行。

さらに、デュアルカムシャフトアジャストメントによる可変タイミング機構や排気側のバルブリフト量を2段階調整式にするなど、徹底したチューニングにより先代ゴルフRよりも24ps/50Nm上乗せに成功しています。

それでいながら燃費は、先代の12.4km/L(10・15モード)から14.4km/L(JC08モード)に向上。

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駆動方式はハイパワーとビッグトルクを受け止めるべく、先代ゴルフRと同じように4WD(4MOTION)ですが、電子油圧制御式オイルポンプで作動する第5世代のハルデックスカップリングを採用。トランスミッションは6速DSGです。

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外観もアグレッシブな印象で、フォルクスワーゲンR GmbHによる「R」専用パーツを装着することで、標準のゴルフとの差別化が図られています。

フロントは、大型のエアインレット付きバンパーと「R」ロゴ入りのラジエターグリルを装着。LEDポジションランプ内蔵のバイキセノンヘッドライトを標準装備。

ほかにも、R専用のレースモードを用意した電子制御式サスペンションのダイナミックシャーシコントロール「DCC」の搭載やブレーキを強化するなど、見どころ満載です。

■ゴルフGTIの走りはホットでかなり軽快! FFスポーツ随一の完成度【VWゴルフGTI試乗記01】
https://clicccar.com/2013/09/26/231812/

■新型ゴルフGTIの進化は絶対的な安定感の中に光る【VWゴルフGTI試乗記02】
https://clicccar.com/2013/09/30/231972/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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