アメリカン「ベタ演出」も犬が演じると超感動的に!【CM動画】

たしかに、これはちょっと感動的…。

アメリカ映画の演出のひとつとして、「スロー・クラップ」というものがあります。主人公がどんでん返し的に思いがけない名演説や名パフォーマンス、好プレーを見せたときに、あっけにとられている観衆の中で、ひとりの理解者がゆっくりと手を叩きます。するとそれに呼応して手を叩く観衆が増えていき、最後には盛大なスタンディングオベーション!ってヤツです。で、それをパロディにしたCMがコレです。

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アメリカン・フットボールの全米一決定戦「スーパーボウル」に向けてのCMなんですが、中古車販売チェーン店CarMaxで「パーフェクト」な中古車を購入したユーザーを祝福して、店員がスロー・クラップをはじめます。

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すると、それに呼応して、道ばたのひとたちが次々とそのスロー・クラップに参加していくというものです。なんかくだらないけど、このBGMとスロー・クラップだけで、ちょっと感動的でしょ?ベタなスポーツ映画にありがちな演出をうまく使ったスーパー・ボウルCMらしい動画ですね。

だけど、ここで終えてはそれほどオモシロくありません。実はさらにひとひねり加えて、出演者がすべてイヌになったバージョンもあります。

二段落ちになってる素晴らしいオチです。ちなみにスロー・クラップは、状況や使いかたによってはブーイングになるそうなので、気をつけてくださいね。

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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