カスタマイズカーがひしめく会場のなかで、ノーマルのたたずまいながら、注目を集めていたクルマがあります。
「へぇ~、ちょっと古いランクルね」は、半分正解。日本仕様のランクル70は99年に絶版となってしまったのですが、途上国中心に、じつはまだ販売されているのです。
同社では、その海外仕様を独自に輸入。“新車”として展示していました。
こちらは、アフリカ仕様。型式は「L/C79P」です。ピックアップにキャノピーを被せています。
こちらはクウェート仕様「L/C76V」です。ちょっと現在のトヨタ車風のフロントマスクになっています。純正の延長線上でさりげなくカスタムされています。
正式に販売するかどうかはまだ未定のようですが、会場ではかなりの反響だっただけに、もしかしたら早いうちに実現するかもしれません。
関係者によれば「300万円台で提供できたらいいですね」とのコメント。
マニアでなくてもちょっと食指が動いてしまうゾーンかもしれません。
(畑澤清志)